月の夜

どこへ行くのだろうか。(長野県政)

むずかしいことを書くつもりはさらさらないのだけれどもね。


人ふでがき:最年少の県任期付き課長級職員・南雲千寿さん(30) /長野
 ◇信州ブランド確立へ--南雲千寿さん(30)

 ふるさとの佐賀県大和町が嫌いだった。例えば、ふるさとを自慢できるように、との趣旨でつくられた「巨石パーク」。まったくセンスを感じなかった。かつて勤めた広告代理店では、福岡県内のある町の温泉施設建設にかかわった。補助金目的で施設はどんどん豪華になった。そんな街づくりも嫌いだ。

 今年1月に「未来への提言」と題した任期付き部課長級の県職員公募を知る。応募動機は「住民にも来訪者にも喜んでもらえる街をつくりたい」。広告代理店での経験も生かし、魅力ある長野を映し出そうとする。略歴には、小学校にさまざまな表示板を設置する「サイン計画」で受賞した福岡広告協会賞大賞を記した。田中康夫知事は、この実績を特に気に入ったようだ。その結果、応募767人から任用者の11人に決まった。

 4月からは経営戦略局政策チームに所属する。「行政をもっと学んだ後から応募した方がいいのではないか」とも思ったが、もう飛び込んでしまった。任期は4年。「子供が大人になっても住み続けたい街、大人も誇りを持てる街にしたい」。いつかは自らの故郷も好きになれるように、との思いを秘めて「信州ブランド」確立に取り組む。【中山裕司】


2004年4月17日付毎日新聞の記事を引用しています。
理由はどうあれ、ふるさとを嫌いと思ってしまうことに悲しさがあるなぁと感じた記憶があります。

「鳴りもの入り」の「任期付職員」採用は、4年の任期にも関わらず再応募を求められている---再応募によって希望の配置に就ける、というとんでもない理由がつけられている---というドタバタ劇のようになっています。
ちょうど私と同世代の人たちが意志に燃えて応募したものだと、当時は理解し、それなりのバックボーンもあった人たちのように思えたので、それなりの報酬を受けて相応の「活躍」をしてくれるものと県民としては思っていました。
が。
あまりにもその「活躍」というものが聴こえてこない。






数ヶ月前から購読し始めた「田中県政追撃コラム」の中でやっと、職務の様子を漏れ聞くような状態。相応の……対価への相応と、当初の応募の意思への相応を含めて………活躍ができているのか疑うばかり。

以下、同じ方についての2005年2月5日付信濃毎日新聞記事の引用です。


任期付き職員が辞表 知事の再応募提案で「不安」 

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 田中知事が昨年四月、四年間の任期付きで公募採用した部課長級職員の一人、南雲千寿・県経営戦略局政策推進幹(31)=課長級、女性=が、知事あてに辞表を提出していたことが四日分かった。近く辞職する。知事が一月四日に任期付き職員に対し、いったん退職し、今春の新たな採用選考に再応募するよう求めた問題がきっかけ。南雲氏は取材に対し、再応募に応じなかったことを明らかにし、「知事の提案がなければ、辞めなかった」と述べた。

 この問題で任期付き職員の辞職は初めて。また、公募採用の任期付き職員計十四人のうち、南雲氏のほか、少なくとも部長級二人、課長級一人が再応募していないことも判明した。

 南雲氏は環境デザインが専門で、昨年四月五日付で都内の広告代理店から着任。主に県の広報・印刷物のデザイン、景観に配慮した公共サイン(看板)に関する助言などを担当した。「なぜ再応募しなければいけないか、納得できる説明がなく、必要性を感じなかった。(再応募せずに)今後、どんな評価を受けるか、長野県で働く上で不安だった」と話している。

 田中知事は四日、南雲氏が辞職する意向であることを認め、「(南雲氏は)別の仕事をしたいと言っている」と述べた。

<解説…強引さに不信表面化>

 県の任期付き課長級職員、南雲千寿氏の辞表提出は、知事が採用から一年もたたずに任期付き職員に再応募を求めた強引さ、再応募しない場合の処遇も十分説明していないあいまいさに対する不安や不信が表面化したと言える。

 任期付き職員は本来、一般職員にはできない専門業務を担う目的だが、知事は昨年、この趣旨に必ずしも沿わず、「信州ルネッサンス革命の同志」として公募。八人(現在)を知事直属の経営戦略局に配属した結果、職務が不明確になりがちで、「適材適所とは言えない」(小林公喜・総務部長)状況を生んだ。

 県側は任期付き職員の人事異動には県人事委員会の承認が必要とし、「再応募によって新たなポストに就くことができる」と説明する。しかし、知事は既に、公募採用の衛生技監に危機管理室長を兼務させる人事を発令。経営戦略局の参事一人は信州・県観光協会、政策推進幹二人はそれぞれユマニテ・人間尊重課、情報政策課にも机を置き、説明は説得力を欠いている。

 南雲氏はなぜ再応募しなければならないか、知事に直接尋ねたが、「応募すると信じている」といった返答だったという。

 渡辺裕・信大教授(労働法)は「(退職―再応募の)必要性について当事者が納得しておらず、従わなかった場合に不利益を受けるかどうかも分からないのでは、非常に権力的な対応」とみる。

 財政難の折、本年度の任期付き職員計二十人(昨年中に退職した二氏含む)の人件費は約二億円。その成果を厳しく見つめる県職員も少なくないが、知事自身が任期付き職員の専門知識や能力を生かしきれず、むしろ士気低下を招きかねない状況をもたらしていないだろうか。(小市昭夫記者)




「活躍」どころの話ではない、ということか。



私は、前知事にも現知事にも特に思い入れはなかったが、行政の手法を「知っている」分だけ、前知事のほうが「やりやすい」ことは多々あるだろうと思っていたため、現知事については当初から支持する意思は無かった。だから「案の定」というところでもあるのだが……それにしても酷い。
先の「追撃コラム」を読んでいると、高校時代の「ノゾキ」などという笑ってしまうほかないようなものも載っているし、情報公開関連、報道関係との絡みなど、にわかには信じられないような「事実」もある。たとえば話半分としたって、こういう人がトップなのだと思うとため息しか出てこない、という気分になる。

普通の「会話」すら成り立たないひとなのではないか、と自県の知事に対して思ってしまうことはひどく不幸なことに思える。非難・批判についてはキレイに耳を塞いでいるようにも思う。この先このひとにとって本当に「批判はプレゼント」ということになるのだろうか甚だ疑問ではあるが……先の「任期付職員」というひとたちの、任期であるはずの4年のうちのこの1年が、人生のうちでどんな意味を持つ時間になるのか…もしくはそんな意味などない1年になってしまうのか…同じ世代であるだけに背筋がさむくなったりもする。
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by akanepluto | 2005-02-07 14:02 | think ’bout
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