優勝旗と不祥事と。
駒大苫小牧が感動の夏連覇を成し遂げて数日、驚かされた「野球部長の暴行」ニュース。
謝罪(?)会見の中で、どんな処分が下されようとも、と話していたけれど、そのあたりちょっと疑問がわいた。 「野球部長の体罰」だし。「部員」ではないし。 反抗的な態度、というのも、それこそ主観によるものという気もするし。 私自身が十代のころ、規則に反したこと(危険だといわれた場所に入ったとかそういうこと)をした男子生徒を、泣きながら殴って二度とするなと諭してくれたような先生に教わっていたこともあって、「体罰即悪」という感覚になりきれない。あの時は、多分殴られた子たちも、それを見ていた私たちも、先生もそれぞれがみんな「痛んで」、その怒られた理由を考えて、理解をした。そういう経験があるから、そもそも、どうしてこういう風潮になったのかも不思議なほどだ。体罰を良いことだというつもりはない。そうしないで指導できるほうがどんなにいいか知れないけれど、過剰反応じゃないのかなぁ、とも思う。 さて、実際のところ、「反抗的な態度」を取ったのが野球部のなかでどういう位置にいる子だったのかもわからないし、普段の「野球部長」と「部員」との関わり方もわからないから、この事件についての是非とか善悪とかそういうものを論じることはできないのだけれど、思うに、優勝したのは彼らの実力であって、それに否やを唱えることはとても無為なことではないでしょうか。 不祥事 → 出場停止 という構図はあまり、いい思いがしない。 甲子園にしろなんにしろ、目指しているものへの道を閉ざすことが反省の引き金というのは、指導者の力不足のなせる技、とでもいいましょうか。そんなものに頼らずにどうしてちゃんと理解させることができないんでしょうかね。……たしかに難しいデリケートな問題ではあるけどもさ。 今回のことで、優勝取消なんてことにならないでほしいなぁ、と思います。確かに報告義務があることを怠ったのは問題があるかもしれない。それでも彼らはがんばってあれだけの成績を残したのだから、それを否定するようなことはしてほしくない。次、センバツへの出場停止は(どうかとおもうけれども)仕方ないにしても、この夏の結果を無かったことにするのは、どうかやめてほしいと思います。 駒大苫小牧の天国と地獄 不祥事は部長が部員を殴った、というもので、殴られた部員の父兄が学校に抗議したことから表面化した。殴られた部員はベンチ入りもできなかったようだが、その腹いせかとも勘ぐってみたりする。
by akanepluto
| 2005-08-23 13:45
| スポーツ
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